コラム

理想の上司みぃつけた! ~電脳音楽塾オーナーINA氏に学ぶ~

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はじめに

皆さん お久しぶりです!

電脳音楽塾オンラインサロン会員のYukkiです。

秋にコラム9作目を投稿してから3か月経過しましたね。

その間、私は何に没頭していたかといいますと。。。

実は、『DMMオンラインサロンアワード2019』のプロジェクト部門に電脳音楽塾が応募した作品~ミュージックビデオ制作のプロジェクトに参加させていただいていたのでした。

電脳音楽塾プロジェクトオーナーINA氏(後列中央)とサロン会員一同

電脳音楽塾プロジェクトオーナーINA氏(後列中央)とサロン会員一同

このミュージックビデオは、INA氏と私たちサロン会員が協力して制作したもので、サロン活動をドキュメンタリー仕立ての、しかも、本アワードのファイナリストに選出され2020年1月18日の授賞式当日に壇上で私たちが歌唱パフォーマンスをすることで全てが完結する、そう!授賞することまでも制作過程に入れてしまうというかなり無謀なアイディア満載の内容のものだったのです!

そして、数回のリハーサル、短期間に完成させたこのミュージックビデオ制作プロジェクトは、見事に銀賞を授賞いたしました!!!

こちらが、完成したミュージックビデオ作品!

授賞式当日の歌唱パフォーマンスも差し込まれたミュージックビデオ完成作品です!

それはそれは夢のようなプロジェクトのサクセスストーリー。

普段の職場では普通の管理職として働く私が、このプロジェクトに参加したことにより、夢のような時間を共有したのと同時に、改めて、自分の日頃の立ち振舞いを見つめ直す大事な時間にもなりました。

プロジェクトオーナーINA氏から学ぶ

~プロジェクトを成功に導く理想の上司像とは~

私は、このプロジェクトに作詞やレコーディング、歌唱パフォーマンスで参加させていたただいて、伝えきれないほどたくさんの感動を味わったわけですが、今回、皆さんにお伝えしたいのは、その中でも「INA氏のプロジェクトへの姿勢!!」

今回のプロジェクトのようなエンタメ性の高いものだけの話に限らず、私自身のリアル職場でのお堅い内容のプロジェクトをはじめとするどのようなプロジェクトについても広くお手本になる上司像だと感じたからです。

是非、私自身も実践したい!近づきたい!そう心に響いたことを中心にお伝えします。

さて、

「このプロジェクトが、なぜ、数回のリハーサルとゲネプロで授賞まで導かれることができたのだろうか?」

私は、2020年1月18日に開催されたDMMオンラインサロン2019の授賞式当日、授賞の喜びを仲間と分かち合いながら、この理由を冷静に分析しているもう一人の自分がいました。

私が納得に至った最大の理由は、まさにコレ!

~そこにはいつも理想のプロジェクトオーナーINA氏がいた!から~

ひとつだけお断りしておきますが、このコラムは私が思った、感じたままを書いています。コラムを書くに当たりINA氏にインタビューした内容ではありませんので、飽くまでも、私の私見として書かせていただいたものになります。

1.上司は脇役へ回ろう!

~カリスマだからこそカリスマを見せない立ち振舞い~

授賞式が終わり、会場では、主催者であるDMMの方々と受賞者の方々が会食をしながら、自由に会話ができるオープンな時間が用意されていました。

電脳音楽塾のネームプレートを付けていた私に、数名から声をかけていただいたときのこと。

「あのhideさんとステージに立っていたINAさんですよね!!」

「INAさんは青春時代の僕の憧れです!」

そう。

INA氏は音楽業界の著名人だということを、私は、この数か月、過度に意識することなく、のびのびと練習をさせていただいていたことに、はっ!と我に帰った瞬間でした。

今回のパフォーマンスを完成させるまでのスタンスを決める選択肢として、「INAスクール」のごとくINA氏を中心に、INA氏のシナリオどおりに演じさせることもできたはずです。その方が完成度は高かったかもしれません。

しかし、INA氏は、それを選択しませんでした。

私たちの発言にいつも耳を傾けてくれていました。歌手でもない私たちと、いつも一緒に歩幅を合わせてくれていました。INA氏自らが私たち一人一人の唄のレコーディングまで手掛けてくれましたが、その時も、私たちの傍で会話をしながら、時折コンディションや気持ちを確認しながら進行してくれました。撮影の際も、私たちばかり撮り続けてくれました。

INA氏は、トップダウンのような命令をすることはありませんでした。

そうして私たちを主役にしてくれたのです。私たちが主体となって、のびのびと成長しながら参加できるように、あらゆる場面で細やかな工夫をしてくれました。

「INA」という人物の知名度と凄さと影響力を、私たちは言わずと分かっているのです。だからこそ、INA氏は、そのことを過度に意識させないように気遣ってくださっていたのかもしれません。

2.ブレのない立ち位置を貫こう!

プロジェクトオーナーとプロジェクトリーダー~司令塔と役割分担~

DMMオンラインサロンアワードで打ち合わせをするプロジェクト参加メンバー

DMMオンラインサロンアワードで打ち合わせをするプロジェクト参加メンバー

思い起こせば、INA氏は、このプロジェクトが始動すると同時に、プロジェクトの提案者であったサロン会員の一原さんをプロジェクトリーダーに指名し、プロジェクトの名前にも「一原プロジェクト」と名付け、リーダーの存在を早期に定着させていました。

そして、リーダーを中心に私たち演者が最高の状態でパフォーマンスだけに集中できるよう、舞台の表には私たちを立たせ、舞台裏を運営チームのサロン会員とINA氏が一体となって全てを支えてくれていました。

INA氏は、私たちサロン会員のプロジェクト参加者への指示や連絡、意見の取りまとめを総じてリーダーを通じて行っていました。

その結果、リハーサル、ゲネプロ、本番前の自由時間、そこにはいつも、リーダーを中心とした輪が自然に出来上がっていたのです。

本番のステージの上にはINA氏はいない。だからこそ、練習段階からステージ上と同じ境遇で一原リーダーを中心とした輪を意識させてくれていたのかもしれません。

プロジェクトの成功のためには、プロジェクトに参加する本人たちが中心となり、チームの結束を醸成することの大切さを教えてくれたのです。きっと、その裏ではプロジェクトリーダーもどれだけ大変だったことでしょう。。。お疲れ様です、そして、ありがとう。一原リーダー!

ただし、プロジェクトの役割分担としての、リーダー、運営チーム、演者、それぞれの立場こそあれ、INA氏は、日頃、私たちに平等に接してくれました。みんなを平等に認めて、みんなを平等に労って、みんなを平等に大切にしてくれます。そんなINA氏に皆が尊敬し安心してついていくことは、自然な成り行きだったのです。

3.個性を見抜き、尊重しよう!

DMMオンラインサロンアワードでパフォーマンスをするプロジェクト参加メンバー

DMMオンラインサロンアワードでパフォーマンスをするプロジェクト参加メンバー

この写真を見てください!色を統一させて一体感を作りつつも、それ以外の指定はしない個性を尊重した衣装合わせを。

まさに、INA氏のパフォーマンスのアドバイスもそんな感じでした。

要所要所をビシッ!と決め、その外はリーダーや演者一人一人の個性を尊重し、自由にディスカッションさせ、表現させてくれました。

パフォーマンスやレコーディング、運営に参加したサロン各会員は、それぞれの仕事や私生活の合間に、合同練習、レコーディング、リハーサルやゲネプロに参加しており、情報共有は、主にサロン内のスレッドをフル活用しながら進められました。

ミュージックビデオを完成させていく過程において、INA氏は、必ず、サロン内のスレッドに動画や音源や配置などをアップし、私たちに報告をしてくれました。何度も何度も欠かさずに。。。時に、私たちも本音を書き込みました。私たちから出る思いも十人十色。最終決断は、オーナーであるINA氏がしますが、決してINA氏の押し付けにならぬよう、納得いくまで議論を重ねました。

また、今回、このプロジェクトに参加したサロン会員全員が集まれる時間も少なく、それぞれが、INA氏からいただいた音源デモや動画をたよりに、歌唱の練習を積んできました。特に、私は、遠方かつ仕事の繁忙期で、合同練習に参加する機会もないまま、個別の唄のレコーディングをすることになりました。そんな私は、INA氏に唄のパートのデモを送り、的確なアドバイスをいただきながら、練習量の少ないところをカバーしていきました。

INA氏は、時折、一人一人の能力に合わせて、必要に応じて、絶妙なさじ加減で、私たちにヒントを与え続け、考えさせ、成長させてくれました。ヒントの内容も、それぞれの個性に合わせた、まるで、それぞれの食材に合ったスパイスを選ぶように。。。

4.挨拶や気持ちを声に出そう!

DMMオンラインサロンアワードで打ち合わせをするプロジェクト参加メンバー

DMMオンラインサロンアワードで打ち合わせをするINA氏とプロジェクト参加メンバー

アルコールも用意されていた立食のときのこと、「悪いことしたなあ~、アイツ車だから飲めないもんなあ~」

そう呟きながら、INA氏は、一人のサロン会員のもとに近づいていきました。

私たちが、アルコールを片手に会食中、機材を会場まで運ぶためにお酒が好きなのに飲めなかった演者兼PA担当を気遣い優しい口調で発したINA氏のこの一言。

INA氏は、とにかく一人一人の言動をくまなく観察しており、大切に拾い集めてくれました。そして、私たちサロン会員ばかりではなく、DMMアワード主催者の皆さん、他のサロンの受賞者の皆さんにも、挨拶を丁寧に交わしていきます。ちょっとした些細なことにも「ありがとう。」を言葉にすることを欠かさないINA氏が、たくさんの人の気持ちを温めてhappyにしていました。

私は、そんなINA氏をオーナーとするプロジェクトの一員として参加できたことに、心地よくも誇らしげにも感じていました。

5.事実や結果を受け入れよう!

DMMオンラインサロンアワードでポーズを決めるプロジェクト参加メンバー

DMMオンラインサロンアワードで最後のポーズを決めるプロジェクト参加メンバー

本番の順番待ちの間、私は、INA氏の隣のとなりに座っていました。演者のみんなも、近くに二列に並んで座っていました。

INA氏は、私たちに、ただ一言「大丈夫?!」と語りかけながら大きくうなずき、笑顔を見せてくれるだけでした。

「頑張れ」とか、「失敗しないようにしっかりやってこい」ではなくて、ただ「大丈夫?!」でした。それがINA氏の優しさの現れだったのでしょう。

パフォーマンスが終わり、ステージから降りると、そこにはいつもと変わらぬINA氏が待っていてくれました。一人一人とハイタッチをしながら、「お疲れさま!」と。温かい手でした。優しい笑顔でした。

そのとき、私は、INA氏のどんな結果になっても受け入れてくれるような大きな懐を感じていました。私たちが最高の笑顔で楽しく演じきることが最高の結果だったのでしょう。

私たちは、金賞を目指していました。結果は、それより一足先に呼ばれた銀賞でした。

悔しい気持ちもあり、ほっとした気持ちもあり、事実は事実。結果は結果。

清々しい気持ちでした。

INA氏は、プロジェクトの到達点を柔軟に変化させていたのだと感じています。無理なところや逆に低いところに到達点を置かず、私たちがそれを成し遂げたとき、最高に心地よいレベルにパフォーマンスの目標を掲げてくれていたような気がしています。だからこそ、最高の笑顔で気持ちよく唄い踊れたのだと気付きました。

6.自らが楽しもう!

INA氏は、私たちの姿を動画を録っているときも、リハーサルのときも、セッティングのときも、いつも本当に楽しそうでした。時折、ツボにはまって笑いが止まらなくなったりしていたり。

これが、ものづくりの楽しみであり、音楽の嬉しさであり、だからやめられない素晴らしいことなんだということを直に教えてくれました。

つづく

パフォーマンスを披露したあの日から、一週間が経ちました。

そのとき、そのときまでを振り返りながら、このコラムを書いています。

まるで、私たちが唄った『happy music』の転調後サビの歌詞そのものだったなあ~って今でも胸に熱いものが込み上げてきます。

『歌い 踊ろう 夢 叶えよう

いまはじまる みんなの ストーリー

そう こぼれるようなSMILEでSING

弾けちゃって☆ 奏でちゃって♪

未来に繋ごう happy music♪』

プロジェクトを自分達の手で達成させることの大切さ、やるだけのことはやった後に出す結果と達成感、次につながる何かを教えることができる上司でありたい、そう自分を見つめ直しながら。。。

 

私の過去のコラムは コチラ

happy music アイキャッチ

happy music ~                                     yukki

 


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