コンテンツエリアでは、電脳音楽塾オンラインサロンに投稿されている有料オンライン講座から、一部をご紹介しています。今回のコラムは、音楽プロデューサー、アーティストの「Jovette Rivera」が担当。
【アメリカ人が教える英語歌詞講座】Vol.1
Hi everyone!
『英語歌詞』と『日本語歌詞』の違い
まず大きなポイント!
洋楽(英語)の歌詞は『直接的、ダイレクト、ストレート』
普段使っている言葉とあまり変わらない言い方・表現を使うことが多い。
日本語歌詞ほど比喩(Metaphor)や詩的(Poetic)な表現はあまりしない。
道をあるく I’m walking down the street
右に曲がって I turned right
彼女を見た I saw a girl
恋に落ちた I fell in love with her
こんな風に実は簡単に書くことができる。
とってもストレートだよね!
日本は遠回しや例えの表現をよく使うし、アメリカだと”Yes or No” 白黒がよりはっきりしている文化っていうのも歌詞に影響しているのかな。
そして日本語は「私、僕、俺」「~だわ、~だろ」など性別が判断できる言葉を持っているが、英語にはそれがないから特定の言葉「my boyfriend, my girlfriend」などを言わない限り誰が言っているのかは状況を見ないと分からない、という特徴もある。
あとは英語と日本語の文法の違いもあって、日本語だと
たとえば「美しく咲き乱れ、光り輝きつづける」みたいな歌詞があったとして、日本語はこのように主語(誰が・何が)がなくても文が成立してしまう。英語は主語をいれないと文法が成り立たない。英語歌詞を書くときは、きちんと主語・述語を入れて、まずは思ったことをストレートに書いてみよう!
*こちらのコラムは、2019/3/1 電脳音楽塾オンラインサロンに投稿されたものです。