活動レポート

ピカピカ音楽会 満員御礼 子どもたちも「キレイ!」「楽しい」と大興奮

8月17日、18日の両日、世田谷区のIID 世田谷ものづくり学校・プレゼンテーションルームにて、「IID kids WORKSHOP」のコンテンツとして電脳音楽塾オンラインサロン会員によるワークショップイベント「電脳音楽塾☆ピカピカ音楽会」が開催された。

今年で13回目を迎える「IID kids WORKSHOP」は、小学生をメイン対象にした「ものづくり体験教室」。
夏休みの自由研究に最適とも言える、ものづくりのワークショップが多数実施され、近隣の小学生を中心に、関東地方からも多くの参加者が集まった。

「電脳音楽塾☆ピカピカ音楽会」は4月に開催された「みんなの”夢”実現プロジェクト 『世田谷ものづくり会議』で企画。
※世田谷ものづくり会議とは?
電脳音楽塾は、みんなの夢を叶えるための、新しい取り組みにチャレンジしています。
サロン会員からの「やってみたい!」をもとに、様々なアイデアを出し合い、
その実現のためにプロジェクトを立ち上げる企画、【みんなの”夢”実現プロジェクト 世田谷ものづくり会議】。

オンラインサロン会員の有志メンバーによって運営が行わる、初めてのイベント開催となった。

電脳音楽塾☆ピカピカ音楽会の案内

今回のワークショップは2部構成で行われ、第1部はガチャガチャのカプセルにLEDライトとビーズを詰めて、オリジナルの光る楽器(シェイカー)を作成。
カプセルにペンやシールを用いて、好きにデコレーションを行うものづくりワークショップ。

第2部は室内の照明を落とし、作成したカプセルを使ってのドラムセッション(リズム遊び)。
作成したピカピカと光るカプセルで参加者による合奏形式のセッションが行われた。

17日に2回(予約数は20名)、18日に3回(予約数は30名)実施されるワークショップの参加枠が満員となり、電脳音楽塾が行うワークショップイベントの注目の高さが伺えた。
実際には17日には50名、18日は60名と予約から2倍以上の参加者が集まった。

開催と同時に受付には行列ができた

今回の企画者であるオンラインサロン会員のサトタクはイベントに先駆け
「オンラインサロン発信の最初のリアルイベントとして、絶対に成功させたいということ。
それと何より、子供たちに心から楽しんでもらいたい」と意気込みを語った。

受け付けにてカプセルを受け取った子供たちはビーズを選ぶのも真剣な表情。

真剣にカプセルに入れるビーズを選ぶ女の子

規定の15gのピタリ賞にビーズをカプセルに入れるとダイヤモンド型の大型ビーズを貰えるおまけ付き。

15gのピタリ賞で配られた大きなダイヤモンド型のビーズ

カプセルの蓋を閉め、LEDモジュールが光ると子供たちは揃って「キレイ!!」と驚きの声を上げた。

光るカプセルに興味津々の女の子

カプセルのフタをし、シールやペンで一生懸命にカプセルを装飾。
小学生低学年の参加者が多く見られたが、各々個性的なカプセルシェイカーを作成した。
カプセルの装飾を終えると早速、シャカシャカとシェイカーを振り、楽しげな音を響かせる。

一生懸命にカプセルを装飾する女の子たち

完成したカプセルを自慢げに見せ付ける男の子

音楽会が始まると未就学児頃の子供たちは真剣な表情浮かべ、作成したカプセルシェイカーで演奏会に参加した。
小学生の低学年頃の子供たちは笑顔でシェイカーを振り、身体全体を使って音を奏でた。

ピカピカ音楽会で身体全体で音を奏でる参加者の子どもたち

参加した子供たちからは「シャカシャカするのは楽しかった!」、「ピカピカがキレイだった!」など音楽会もカプセルづくりも楽しんでる様子だった。

音楽会ではピカピカ光るカプセルを手に踊る

同伴する保護者の多くは、子どもの夏休み自由研究の課題を目的としていたが、中には「IIDのキッズワークショップは初めてだけど、電脳音楽塾のワークショップが目的だった」と話す参加者も。
ピカピカ光るカプセルに子どもが興味を持ったことから、当日、飛び入りでの参加を決めた保護者は「子どもは音楽会だけの参加のつもりみたいだったが、(カプセルを)作り始めると、一生懸命になっているようだった」と語った。

大人も真剣にカプセルを装飾

初日から参加者が予約の人数を大幅に上回り、用意していたカプセルや光るモジュールの在庫が底をつき、翌日分を急遽買い足す不測の事態にとなった。

子どもたちが各々、カプセルの装飾を行っている中、室内のBGMに「パプリカ」が流れると声をそろえて歌い、ワークショップとは別に想定外のセッションも行われた。

2日目も予約以上に当日での参加者も増え、3回実施されたワークショップでも予定していたカプセルやLEDモジュールが完売し、電脳音楽塾オンラインサロンとしての記念すべき初の運営イベントは無事に終了した。


【電脳音楽塾代表・INAコメント】
今年の4月、サロン会員のみなさんの夢を実現するために立ち上げた『世田谷ものづくり会議』のプレゼン会にて、「こんなことがやってみたい!」という会員達の声から始まったキッズ向けワークショップ【ピカピカ音楽会】。
オンラインサロン初のイベントということもあり、会員達が発案から企画運営まですべてを取り仕切って開催するのは容易ではなかったと思います。
参加してくれたちびっこ達も、未来のクリエイター魂を垣間見せてくれました。
ピカピカシェイカーに、絵を描いたり、ラインストーンやシールを貼ったりと、自由にものづくりを楽しんでくれました。
INAコメント全文はこちら:ピカピカ音楽会を終えて Posted by INA

【電脳音楽塾オンラインサロン会員・サトタク コメント】
(イベントの開始前に)まず初めに思ったことは2つ。
オンラインサロン発信の最初のリアルイベントとして、絶対に成功させたいということ。
それと何より、子供たちに心から楽しんでもらいたいということです。

そのためには、子供の発想力や創造力に期待するのではなく、それらを刺激するものでなくてはなりません。
子供たちはすぐに見抜きます。どうしたら子供たちが喜ぶのか、ワクワクしてくれるのか。
本当に「楽しい」ということはどういうことなのだろう?
私たちは原点に立ち返り、それを真剣に考えることから始めなければなりませんでした。

(イベント終了後の心境)
子供たちを喜ばせる仕掛けをあれこれ考えたり、それを準備することは、まるで大好きな人へのプレゼントを用意するかのように、本当に楽しい作業でした。
当日、私たちの想像以上に目を輝かせる子供たちの笑顔と、各々の本領を発揮し、子供たちの笑顔にさらなる磨きをかける運営スタッフの様子を見ながら、「ああ、本当にいい音楽会だな」と心が熱くなるのを感じました。
イベントが終了し、たまたま廊下から聞こえた「ああ、楽しかった~」という帰り際の女の子の声が忘れられません。
私たちは確かに成功したのだな、と。

準備段階でも、当日になっても、私たちは常にベストを目指して取り組んで来ました。
しかし、終わってみると、どこかで「まだもっとできたんじゃないか?」という思いが強く込み上げて来るのも確かに感じます。
それは決して失敗を意味するものでなく、このイベントを通して子供たちが教えてくれた、貴重な学びの成果なのだと考えています。

文/a.kwsk 写真撮影/shiho,eri

電脳音楽塾☆ピカピカ音楽会 フォトギャラリー
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